私自身サラリーマンデザイナーなのですが、仕事の内容としては副業しやすい職種だと思います。
副業で稼ぎたい!…しかし、「やり方がわからない」「案件獲得するにはどうしたいい?」など多くの壁があるのも事実。
ここでは副業を始めるデザイナー向けに副業を始める方法、更に副業にするメリットを解説していきます。
デザイナーが副業するメリット
副業をすることで収入が増える!しかし、それ以上に得られるものがたくさんあります。
- 本業に活かせるスキルが得られる
- 自分で成し遂げた達成感が得られる
- 人脈が増やせる
さらに詳しく解説!
仕事を効率的にできる能力が身につく
副業は本業との両立をする為、時間をより効率的に使わなければなりません。
有効に時間を使わなければ土日や平日夜の空いている時間で仕上げなければいけないため、時間や効率に対する意識が向上し、仕事を効率的にできるようになります。効率的に仕事ができるようになれば、本業にも役立ちます。
また、本業で使用しているデザインツールを使用する時間が増え熟練度が上がり、スピードが向上します。
納期に追われることが多い職種ですので、本業でイマイチスピードが上がらないとお悩みの方は、是非副業にチャレンジすることをオススメします!
ビジネスに必要なスキルが身に付く
副業をすることでデザインだけでなく、ビジネスに関するスキルも身に付けることができます。
商談やお金の話し、更には営業の仕事まで行わなければなりません。
仕事が増えて大変そうですが、直接クライアントとやり取りすることでより具体的なイメージを共有でき、更にマーケティングの視点を取り入れることでより良い仕事ができます。
このスキルが身につけば、将来フリーランスや起業など活躍できる幅が一気に広がります。デザイナーとしての人的価値も大きく上がります。
本業の仕事の質が向上
副業することで「本業をおろそかにしてしまう」とイメージしがちですが、その反対で、副業により自分を成長させることができます。
例えば、デザインを本業としながら専門学校などで講師をするとします。人に教えることで自分自身の頭の中が整理され、より良いデザインができるようになります。
教えることは自己の知識の定着につながり、且つ生徒側の斬新なデザインがきっかけで新しいインスピレーションを得られるかもしれません。
結果、本業だけをしている人と副業もしている人では、数年後に大きな差が生まれる可能性があります。
仕事の取り方が重要
副業で一番大切なことは「仕事の取り方」です。いくらデザインスキルが高くても仕事が取れなければ稼げません。
副業と一口に言っても色々なものがありますので自分にプラスにならない副業を選んでしまうと、対して結果のでない無駄な時間を過ごすことになります。限られた時間を無駄にしないために仕事の取り方は非常に重要です。
おすすめな仕事の取り方
友人・知人に頼る
初心者はまず友人や知人経由でデザイン関係の仕事をもらうのが良いです。
相談しやすく仕事がスムーズにいきやすい面もありますが、報酬の交渉はしにくいという欠点もあります。しかし、最初は低い報酬でも経験と実績を積み信用を得ることは大切です。
相手の悩みを親身に聞き、解決できるスキルが身につけば自ずと信用と報酬は上がっていきます。
クラウドソーシング
クラウドソーシングとは「クラウドワークス」等、インターネット上で仕事を依頼したり受注したりできるシステムです。
そこでの仕事の流れは、
- 仕事に参加する
- デザインデータを納品
- 報酬をもらう
という流れで進みます。
クラウドソーシングに参加する敷居は非常に低いです。参加したい人が募集を見て参加するだけなので、いつでもどこでも仕事を始められる、まさに初心者にはうってつけの方法です。
しかし誰でも参加できる分単価が安いのが欠点です。クラウドソーシングの平均月収は約4~5万円程度です。がっつり稼いでいくというよりは副業の練習の場として利用するのをおすすめします。
SNSの活用
Instagram、Twitter、FacebookなどのSNSサイトを利用すれば、誰でも簡単に自分をアピールでき、大勢の人に見てもらうことが可能です。
Facebookは比較的年齢層が高く、ビジネスツールとして利用している方が多いので、つながりを持てれば仕事の獲得につながりやすいでしょう。
Twitterでは様々な情報が発信されており、情報収集のツールとしても使えます。また、デザイナーにとって役に立つ情報を投稿し続けフォロワーを増やせば、デザインに明るいイメージを持ってもらえ、DMなどでお仕事の依頼がくることもあります。
SNSは投稿頻度が重要です。毎日コツコツ積み上げ、人に役立つ発信を続けるマインドを持ち続けることが大切です。
の仕事を獲得しているフリーランスのデザイナーもいるので、デザイナーの副業でも仕事を貰える確率は高くなります。
仕事の取り方【上級者編】
ある程度仕事が回せるようになれば、より稼げる方法で仕事を進めていけるでしょう。
クライアントから直接仕事を受注する
自分でクライアントを見つけ、契約を交わし、打ち合わせ→制作→納品→報酬という流れで進んでいきます。
クライアントとの交渉や仕事の難易度次第で高い報酬が見込めます。
仕事の自由度が高いのも特徴です。納期を守りさえすれば、仕事の時間を自分で決められます。
デザイナーとしてのスキルだけではなく、営業のスキルや税金などの知識も付ければより良い仕事に結びつくでしょう。
メッセンジャー・メールでの営業
メッセンジャー、メールなどを使い案件を取るという方法です。
人と顔を合わせない分、どのようにアピールするかが重要になります。企業や経営者にはたくさんのメールが送られてくるので、印象の残るメールでなければ、開封すらしてもらえない可能性が高いです。「この人に仕事を任せたい」と思ってもらうために、デザイナーとしての実績が必要です。知名度の高い方・デザイナー歴の長い方など、上級者向けの手法です。
まとめ
ここでは、デザイナーが副業をする方法という点について解説しました。
デザインは専門性の高い分野で難しい職業ではありますが、自分自身のスキルを高めることでより多くの人に喜ばれる仕事ができ、且つ自分の報酬を高めることができます。多様な働き方が認められている時代だからこそ、今までの経験を活かし、デザイナーとしてのスキルを存分に発揮していきましょう!